イノベーションのジレンマ 増補改訂版 Harvard business school press

  • 翔泳社 (2001年7月3日発売)
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イノベーションによりメーカーが入れ替わってきた理由を説明。既存の企業が常にトップランナーでいることの難しさを知ることができた。繰り返しの表現が多くやや冗長か。
【目的】
イノベーションを起こすためには?
【まとめ(1P)】
合理的な持続的技術ではなく、破壊的技術を小さな独立組織で始める
【ポイント(What)】
・持続的技術=既存の性能向上
◎破壊的技術=異なる価値基準から市場を侵食
・持続的技術を意思決定することは非常に合理的(説明できる)
・性能のニーズは一定以上は頭打ちで、別の価値基準が優先される
・価値基準は「性能→信頼性→利便性→価格」と推移
【アウトプット(How)】
・技術改善が「持続的」か「破壊的」か意識する
・破壊的技術は市場の学習が目的と割り切り、小さな独立組織ではじめる
・破壊的技術の特徴「低価格、小型、単純、利便性」の軸を考慮する

【その他】
・イノベーションの始まる小さな市場は既存メーカーにとって魅力的ではない
・市場は持続的技術へ向かわせる
・はじめにフィルターする中間層がイノベーションのキーパーソン

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2021年2月23日
読了日 : 2021年2月23日
本棚登録日 : 2021年2月23日

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