町の忘れもの (ちくま新書 975)

著者 :
  • 筑摩書房 (2012年9月5日発売)
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本棚登録 : 114
感想 : 18
3

・忘れかけられたものの小さな記録。
・なぎら健壱さんが中高生だったころぼくは小学生だったというくらいの年齢差はあるがある程度体験を共有していると思う。なので「ああ、そういえばこういうのあったなあ」とほとんどのモノを思い出すことはできた。
・懐かしいがそれはぼくら世代にとっての懐かしさなのであって、それ以前の世代、以降の世代にとってはそれぞれの懐かしいモノがあるだろうから普遍とかこの時代が最良だったとかは言わない。とはいえやはり「あの頃が良かったかもなあ」という気分はどこかに残る。そんなもんですね。
・写真は、特に上手いとか、いい写真だというようなのではなく何が写っているかが大事という感じ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ふつう
感想投稿日 : 2020年9月12日
読了日 : 2020年9月12日
本棚登録日 : 2013年2月6日

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