さして明るくなく、騒がしくなく、せわしなくなく、ゆるく、でも少しだけ重め。
劇中ずっと奥さんに対してうまく言葉をかけてやれない主人公が、最後の最後で「すまない」とはっきり謝ったのがとてもよかった。これがカタルシスか。最後の最後のそこのために溜めること140分。それでも良い。
笠智衆と東野英治郎の酒場での渋い感じとか、加東大介と三井弘次の泥酔っぷりとか、微笑ましいシーンや可笑しいとこもあってよかった。
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- 感想投稿日 : 2018年8月29日
- 読了日 : 2011年7月9日
- 本棚登録日 : 2018年8月28日
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