モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術

著者 :
  • 東洋経済新報社 (2014年2月21日発売)
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本棚登録 : 899
感想 : 106
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<span style="color:#669966;">できるだけシンプルに、削ぎ落とすことで
「モノがなくなる」ではなく「なにもない空間がある」を作り出す。</span>

こういった考え方をベースに、文房具・空間・手帳の記入・読書などについて書かれた本です。
どうしてもモノをためこみがち、なんとなく窮屈な生活をしていた自分にはとても参考になりました。

以下、メモ。
・本はためこまない。「一期一会」ならぬ「一期一読」
 本に書かれている情報本体ではなく、そこから自分が考えたこととはなにか、が大事。
・買ったモノを死蔵させることが心の負担。
 モノを買うということは、そのモノをしっかり活用してあげるという責任も
 同時に引き受ける。
・大きな器があるとそこに詰め込んでしまいたくなる→器は用意しない
 ペン立てはぎゅうぎゅうに詰め込んでしまう。引出しなども同様に。

こちらはビジネス書なので少し毛色は違いますが、
こんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」も少しのモノであっても
お気に入りをおくことで、心が満たされるという内容だったかと思います。
持つことがしあわせじゃない、シンプルな生活を目指したいと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2019年4月14日
読了日 : 2015年5月31日
本棚登録日 : 2019年4月14日

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