学校を捨ててみよう!: 子どもの脳は疲れはてている (講談社+α新書 113-1B)

著者 :
  • 講談社 (2002年5月1日発売)
3.43
  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 35
感想 : 5
4

2002年に書かれた本を2020年に読んだが、日本の教育は何も変わっていないのだと思い知らされる。いじめに対するガイドラインやフリースクール、通信制高校の増加など変化はあるのだろうが、根本的な学校の教育思想に進歩がない。精神論ではなく脳科学の点からも不登校児を分析、説得力があると感じた。40人のクラス編成を35人にしたところで教員の負担は変わらない。臭いものには蓋、の精神をいつまで続けるのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年12月20日
読了日 : 2020年12月20日
本棚登録日 : 2020年12月18日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする