社長になっていい人、ダメな人

著者 :
  • PHP研究所 (2007年3月27日発売)
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感想 : 4
5

簡単なタイトルで内容はどうなのかと懸念したのだけど、レビューを見て良さげだったので購入。

分かりやすく書かれてはいるけど、内容が濃く本質を見抜いてるだなと感じた。
自分も将来この本にある「社長」になって食べて行こうとしていて、なんとなくの方向性は分かっていたつもりだったんだけど「こんなことも考えなきゃ行けないんだ〜」と感心することが多々。
凄く勉強になった1冊でした。

・会社というのは、不審の時も好調な時も常に「お金」に悩まされる宿命

・起業当初のほうが海のもの山のものともつかずその不透明さのお陰で、他の要素(保証人等)がしっかりしていれば融資は受けやすい

・儲かる話があったら真っ先に飛びつくのではなくて、ツルハシを持っているのは誰かを考える

・入り口を狭くした方が行列ができる
「顧客側からすればその道のスペシャリストだと感じる」

・「この事業はいい」と感じたら、果たしてこれは自分だけが独占的に売れる状態にあるのだろうか?
そうでなければ、自分よりも強い競合がやがて参入してくるはずだが、それに対抗する手段があるのか?
を考える

・価格の高低差の付け方を会得する。
平らな板を動かす発想をする

・自社だけが儲かってないか?
取引先は十分に利益を出せているか?
顧客は本当に自社の商品に満足しているか?
従業員は充実した仕事をしているか?

・想像力とは、相手の立場から物事を考えられる能力

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年8月6日
読了日 : 2014年8月6日
本棚登録日 : 2014年8月3日

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