人間に与えられた最大の道具は思考。その道具である思考をつかって目標を達成しようがメッセージです。
目標を達成するための方法論が本書です。つまり将棋でいえば定跡になります。これをつかえば目標を達成しやすくなるのです。
強く願えば、想いはかなう です。
目標を達成できる人とできない人との違いは、願望です。強く求めるかどうかの差であって特別な才能や能力ではない。
思考を現実化できるのは、「思考法」「原理原則」「行動技術」
わたしはできる、という信念をもっている
①価値観をまず固める
②構築するビジョンや将来のあるべき姿
③目的を遂げるための目標を設定
④目標を達成するための計画を立てる
⑤日々の実践に落とし込み、行動管理をする
気になったことは以下です。
・行動は、「思考」「行為」「感情」「生理反応」の4つの構成からなります
・3つの原則
①人は自分の行動に責任がある。社会、遺伝、過去のせいではない
②人は変わることができ、よりよい人生を送ることができる
③人はひとつの目的をもっている。
・目標達成をする人は、同じ行動をしているようでも、つねに自分の目的、目標に直結したものだけを選び取っている
・人の成功と失敗を分ける要素の一つは、思考の壁です。
目標達成のためのグランドルール
①能力開発の5段階 知識、理解、実践、修得、貢献
・知っただけで知ったつもりになって満足しない
・わからないことをわからないままにしない
・できないことをできないままにしない。できるようになるまでおこなう。
・できるようになったら、自分だけのものにせず、まわりの人に分かち合う
②代価と報酬の原理
・7つの技術(スキル)、優先順位、意思疎通、人間関係、時間管理、交渉力、意思決定、管理能力
・成功の5つの条件 感情から解放された自由な心、健康で活力にみなぎっている、すばらしい人脈、経済的基盤、一貫性をもった人生理念
・行動の判断基準としての3つのR 正さ(Right) 責任(Responsibiity) 現実(Reality)
目的と目標は違う
・目的とは自分の価値観や信条、理念です。その目的を遂げるために目標を設定してきます。
・目標とは、自分が掲げた目標を達成するため、いつまでに、何を実行していくのか、期限とレベルをはっきりと定めたもの。
・目的を遂げるには、何をしたらいいのか、具体的な行動を示す指針が必要。
・ある期間で目的を達成sるtめには、さなに詳細な計画が必要となります。
・人生理念とは、個人の最も大切な価値観、信条です。
パラダイムシフトの重要性
・人生は求めるものが変われば一気に方向性がかわります。大事なことは、求めるものを明確にしていくことです
・めざすものがかわれば代償の先払いがかわります。
・パラダイムを形成する土台は、その人の価値観です
・人は良いものを知れば自然とかわります。成功したければ成功者と交わり、本物を知る必要があるのです。
・成功とは目標達成の集大成です。小さな目標を達成していく習慣を身に付ければ、やがて大きな自信となりひいては、自分自身の生活を劇的に変化させることにつながっていきます。
・ただし、くれぐれも破壊的で排他的で、競争心が強い人をお手本にしないように。
目標達成の障害
・どうしたら部下のモチベーションを上げられるのか、答えは、主体性を生み出す仕組みを作ること
・立派なことをやる前に当たり前のことをしなければなりません。当たり前のことを徹底的にやることが、永続的に繁栄する秘訣です
・方向性をもった努力をすべきです。
・言い訳とは、防御された嘘である。事実ではなく、解釈である。
・勉強不足、いわゆる専門知識が欠如していると障害になります
成功の原則
①目標を設定し、計画的に生きる(優先度を守る)
②セルフコントロール能力の習得
③成功者としての自己概念を形成する
④心の法則にしたがう
⑤パワーパートナーの強力を得る
⑥専門能力を開発し、真のプロになる
⑦過去志向から、未来志向への変革
⑧一生学び続ける
⑨健康管理を徹底し、エネルギッシュに生きる
⑩実践主義に徹する
良い目標
・長期目標と短期目標があり、一貫していること
・達成すべきことが具体的で、すぐ行動にうつせる
・計量化できる目標であること
・期限を切ること
心の法則
・信念の法則:信念のない人は成功しません
・期待の法則:成果をあげたいのなら、業界のベストを知り、良書を読み、成功の研究をして、成功のイメージをもつ
・因果の法則:相手に愛情を持って関わること、近い人との関係を大事にする
・習慣の法則:習慣は第2の天性
・フランクリンの13の徳目 節制、沈黙、秩序、決断、倹約、勤勉、誠実、正義、中庸、清潔、平静、純潔、謙虚
プロへの道
・1つのことを成果がでるまで、徹底的にやる
・プロに学ぶ
・プロの研究をする
・毎日、勉強、研究を怠らない 一生学び続ける、学びに卒業はありません
・よい人脈をもつ
・結果に生きる
達成の原理原則
・感情を理性的で懸命な行動に結びつける
・概念ではなく、身体で体得する
・当たり前のことを熱心に徹底的にやりつづける
達成計画の立案
①自分の願望を書き出す
②具体的で期限を書いた目標を設定する
③現状分析、希望と現実のギャップを見据え、問題点や課題を鮮明にする
④優先度をつけて実行計画を時間的に落としていく
以上を5W2Hで記載する
・能力とは努力の蓄積
・やる気がなくなったら計画を細分化してみる
・今日やることをメモする
・やることを、①きわめて重要、②重要、③幾分価値あり の3つに分けてみる
・計画を立てると実行する時間を短縮することができる
時間を有効につかうためには
・仕事に取り組むとき、始めにしっかり時間をとる
・一度に複数のことはやらない
・物事を単純明快にしてみる
目次
文庫版まえがき
はじめに
第1章 目標達成の扉
第2章 真の目標達成
第3章 目標達成の障害
第4章 目標達成の原理原則
第5章 達成計画の立案
第6章 信念の力
終章 自分自身との契約
文庫版新章 達成力を高める定義化
終わりに
記入例
ISBN:9784866431086
出版社:アチーブメント出版
判型:文庫
定価:750円(本体)
発売日:2022年03月01日第1刷
- 感想投稿日 : 2023年3月15日
- 本棚登録日 : 2023年3月10日
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