ファイナルファンタジー6

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4.10
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感想 : 93
5

FF6。SECクラシックミニでプレイ。初見。FFは7~のプレステのシリーズしか遊んだことがなかった。
FFといえば時代ごとに進化を重ねるグラフィックのすごさがまず思い浮かぶ。
FF9をはじめてプレイした当時、月並みだが「映画みたい」だと思った。
シリーズ6作目、ハードはSFC。2020年の今となっては立派なレトロゲームだ。
冒頭、魔導アーマーなる機械兵器に乗り込む謎の少女…帝国軍だろうか?
氷漬けの”幻獣”と呼ばれる生物を捕らえる任務中らしい。
魔導アーマーの軍勢が荒野を往く映像ではじまるオープニングはまるで「映画みたい」だった。
エンドクレジットを眺めながらスタンディングオベーションを送りたくなるような、
最高の冒険活劇を楽しませてもらった。

ストーリー 
とにかくケフカが良い。狂気の中ににじむ寂しさが良い。
彼を「悪」と一言で綴るのは的確ではない。でもやってることはめちゃめちゃ悪い。
主人公一行が立ち向かう物語の中で、ケフカの悪行が鮮烈でとにかく印象的。
主人公と、主人公を通してストーリーを追体験するプレイヤーに
絶望とやるせなさと憎しみを抱かせる悪虐の暴君。
ケフカを倒すストーリーが良いのだ。

戦闘 
固有アビリティや魔石による育成でキャラによって戦闘に特徴が出るのが良い。
肝心なところでマッシュのコマンド入力ミスったりして笑った

システム 
魔石システムがおもしろい 
限られた大陸の広さで冒険の奥行きを出す工夫を随所に感じた。
ダンジョンによって強制でパーティー編成が変わるのが良い。
育成が行き届いてなくて、急造パーティーであたふたするのもFFの醍醐味だったのを思い出した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SFC
感想投稿日 : 2020年4月29日
読了日 : 2020年4月29日
本棚登録日 : 2020年4月29日

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