80歳、何かあきらめ、何もあきらめない

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  • 主婦と生活社 (2021年11月19日発売)
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感想 : 3

「老人」「年配者」などなど、高齢者の呼び方はいろいろあるけれど・・・僕が好きな言い方は「年寄り」かな自分が呼び寄せたわけじゃなく、向こうから歳が寄ってきただけ。もうこれ以上寄ってこなくていいよ、と思ったら「まだ自分は若者だい」と思って生きていればいいんじゃないかな。また歳が寄ってきたら、ひょいと避ければいい。多分、僕はこうやって歳を避けながら生きてきたと思うし、まだ若いつもりでいるうちに80歳を迎えたような気がします。 と〜ころが! 80歳は避けきれなかったみたい。80歳になったとたん、突然身体が自分のものじゃなくなった。むせるし、コケる、ぶつかる。そんなことばっかりの日常になって、「ウソッ! 」「えっ、そんな……」、「ウッソー!」の連発。80歳の身体はまるで「別人」で、まさに未知との遭遇。はい、これが萩本欽一80歳の現実です。 老後のお金問題、定年後の過ごし方、伴侶や友人との別れ、老いてからの子どもや自分の身体とのつき合い方、などなどの悩み・不安も欽ちゃんが、笑って解決【目次】
はじめに 歳をとっても勇気だけは失わず
1章 「健康」の流儀(80歳身体は「未知との遭遇」;1か月で4度もコケるって… ほか)
2章 「働き方」の流儀(引いて行く波には逆らわない;いいときに辞める「勇気」が必要 ほか)
3章 「お金」の流儀(友人の価値は2000万円より上;お金は「いちばん」じゃない ほか)
4章 「時間」の流儀(ぼ~っとする時間をつくらない;定年後の素敵な時間の使い方 ほか)
5章 「別れ」の流儀(別れの場面は美しい言葉で;大好きな人との別れは笑顔で ほか)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年1月30日
読了日 : 2022年2月5日
本棚登録日 : 2022年1月30日

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