「キネマ麹町」にて。次々に映画化された伊坂幸太郎の小説については、原作共々まめにチェックしていたつもりなのですが、本作はノーマークでした。
うん、なかなか面白かったです。「ゴールデンスランバー」「アヒルと鴨〜」に並ぶくらいといってよいかと。
誰にも知られていないパンクソングが地球の滅亡を救うまでを描くという「風が吹けば桶屋が儲かる」的な与太話。なんのこっちゃという感じですが、合コンの話や、シージャックに話、パンクバンドの話など、とりとめのないエピソードをカットバックで描きながら、最後で見事に風呂敷が畳まれ、溜飲がさがりました。
音楽が地球を救うというロマンチック(?)な話で、いかにも音楽好きな伊坂幸太郎らしい話ですね。斉藤和義がさすがに良い仕事をしています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
◆映画:ドラマ
- 感想投稿日 : 2019年10月22日
- 読了日 : 2019年10月18日
- 本棚登録日 : 2019年10月22日
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