図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
1877年、娼婦がお尋ね者の男を射殺し、自らも命を断った。男は縛り首になるよりは愛する女に撃たれることを選んだのだ。そんな悲恋伝説などまったく知らないレイチェルは、最近、自分に起こっていることが理解できずに苦しんでいた。夢のなかで危険な男と愛しあっていたかと思うと、目覚めたときには涙を流しながら森にたたずんでいる。そんな姿を、ある夜とうとう見知らぬ男に目撃されてしまった。いいえ、彼のことは知っている―黒い瞳も、黒髪の手触りも。謎めいたその男に、レイチェルは強烈な引力を感じた。
ブーンとパンキンのエピソードがいいな。ちっちゃくてブーとしかいえない女の子の手を離すのが、それが助けるためだと理解していても身を引き裂かれる思いというのは何よりのやさしさの現れだし、町で再開したときのエピソードもいいなと思うのでした。
最後もうちょっと説明してあげてもいいんじゃないかと思うレイチェルの行動。
かかれてはいないけど、時間をかけて彼に説明してあげるのだと信じたいものです。
Shades of a desperado by Sharon Sala
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
外国の小説
- 感想投稿日 : 2012年3月2日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年3月9日
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