水月の迷宮で龍と遭遇して骨人(スケルトン)へ転生、屍食鬼(グール)への存在進化、リナとの出会いから水月の迷宮でロリスとの冒険開始まで。
展開に伴ってどんどん設定が後付けされていくタイプの漫画。
主人公の立ち位置にしても
何処に出もいる銅級冒険者
↓
実は冒険者の名前などを覚えまくっていて仲介役などで重要な存在
新人の面倒見も良くて死亡率を激減させている
↓
実は過去に精霊の加護を受けてて聖気が使える
(屍食鬼が聖気なんて使って大丈夫なの?)
のように後から「実は・・・」といったチートっぽい設定が出てくる。
とはいえ、ちゃんと面白いし、女の子が可愛いから問題ない。
何故に女の子の冒険者は薄着のヘソ出しルックで冒険をするのか。
てか、リナは状況把握と適応力が凄すぎだろ。
スライムはドラゴンクエストの影響で弱いモンスターなイメージがあるけど、実際はかなり厄介な相手。
物理攻撃が効きにくい上に、不定形ってことは、どうやって攻撃・防御をしてくるのか予測が出来ない。
鎧の隙間から身体に侵入し、更には人間の孔から体内に侵入することも可能な上、そのまま相手を包み込んで溶かしたり、窒息させたり、内部から破壊したりできる。
取り憑かれたら火傷を覚悟で身体ごと焼くしかないという。
呪われたアイテムが安い理由がわからんな。
要は使いよう(他人を陥れるとか)だし、いうてマジックアイテムなんだから高くても不思議じゃないと思うのだけど。
これは『蜘蛛ですが何か?』にも言えること(そして触れられていたこと)だけど、自分が魔物に転生した(できた)場合、もしかすると他の魔物も同じように元々人間だった可能性が生じてくる。
・・・のだけど、この漫画では全く気にしていないね。
レントが気が付いていないだけなのか、そういう道徳観(人を殺すことに大して葛藤がない)の世界なのか。
- 感想投稿日 : 2019年8月27日
- 読了日 : 2019年8月27日
- 本棚登録日 : 2019年8月27日
みんなの感想をみる