自然の奥の神々 哲学者と共に考える環境問題

著者 :
  • 宝島社 (2010年5月14日発売)
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感想 : 5
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自然というものを哲学的視点と宗教的観点からとらえ、日本人と自然のありかたについて述べる著者の考えにすごく共感した。
本来人間は自然と共存できていたはずなのに、いつの間にか相対する存在に。
昔の日本や今も残る山奥の村などで自然を神として祭る習慣、それこそが、自我や煩悩にまみれた人間に対する成仏した「オノズカラ」に自然を見立て、恐れ、崇めることで共存する術の1つだったりするのかなと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サスティナビリティ
感想投稿日 : 2010年12月15日
読了日 : 2010年12月5日
本棚登録日 : 2010年11月19日

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