監修の石井美樹子さんはヨーロッパ王室の女性たちをたくさん描かれています。
私が読んだのは『イギリス王室千年史』『図説エリザベス一世』『王妃エレアノールー十二世紀ルネッサンスの華』です。
石井美樹子さんは30歳ごろ一人娘とともに渡英(シングルマザー?)ケンブリッジ大学で学んでいます。
彼女が研究してきた女性たちの影響を受けているのかなあと思う。
エリザベス一世が、ほかのヨーロッパ王室の女性たちと大きく違うのは、結婚しなかったことです。
ほとんど彼女たちの価値はたくさん子どもを産むかにかかっていると思います。
エリザベス一世は結婚しないから自分の子どももいない。
そして自分の暗殺を企てたメアリー・スチュアートを処刑。
しかし自分と同じ血が流れているからということで、そのメアリー・スチュアートの息子ジェームズ一世を跡継ぎに指名するのです。
なんてクール!
もしエリザベス一世に実子がいたら?
彼女ならうまくやっていたかもしれません。
しかし歴史上、実の子が生まれたばかりにおかしくなった例は
本当にたくさんあります。
これでよかったのだと私は思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
☆世界史☆
- 感想投稿日 : 2018年3月27日
- 読了日 : 2016年3月15日
- 本棚登録日 : 2016年3月15日
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