亡くなったおばあちゃんが飼っていたネコがいなくなり、小学6年生の男の子2人が夏休みにネコを探す物語。
猫を知れる本でもあったし、少年時代最後の夏休みというノスタルジーを感じることもできる本でした。
作中に出てくる「ネコにやさしくできる人は、人にも優しい。」という台詞がシンプルに響きました。ネコが好きという理由だけで主人公達を助けてくれる大人。素敵な大人。
あと、児童書ということもあり、大切な人を失った後の生き方、戦争のこと、ネコ達の現状、大人(お年寄り)との関わりとはみたいなところを少年少女達に教えているというか、導いているというか、そういった部分も凄くよかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年7月12日
- 読了日 : 2023年7月12日
- 本棚登録日 : 2023年7月12日
みんなの感想をみる