リーマン・ブラザーズと世界経済を殺したのは誰か

著者 :
  • 講談社 (2010年4月2日発売)
3.05
  • (2)
  • (6)
  • (7)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 67
感想 : 12
3

読みやすい。もっと早期に出す予定だったようで内容は薄い。インサイダーがどう纏めるかという意味で読んでよかったが、タメにはならなかった。
ポールソンが引き金を引いたとして、終始ポールソン批判に徹している。だがそもそもの真犯人は「人間の本性だ」としており、儲けたいという人間の欲を究極の原因としている。一方で、「喉元を過ぎれば熱さを忘れる」アメリカ人の特性や「人間の本性」が消えることはなく、「歴史は繰り返される」だろうとのこと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 所有
感想投稿日 : 2010年5月12日
読了日 : 2010年4月20日
本棚登録日 : 2010年4月20日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする