甘えと反抗の心理 (講談社学術文庫 839)

著者 :
  • 講談社 (1988年8月1日発売)
3.25
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 2
4

中央図書館にて。「─、他者に対する期待を意識化し(甘え欲求)、これを自分なりの活力において実現しようとする能動性は積極的に評価されなければならない。たとえば、甘えが他者によって受け入れられ満足されるという体験によってむくわれるならば他者に対する信頼感や愛、自分に対する自信といった精神的資産がしだいに蓄積されてゆくにちがいなく、それは自立と成熟に必要なプロセスといえるだろう。」20年前の本だけど面白い。東大医学部卒なんて頭のいい人なら、このモヤモヤをすっきり解説してくれると期待して、選んだ。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年3月13日
本棚登録日 : 2009年3月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする