一六世紀文化革命 1

著者 :
  • みすず書房 (2007年4月17日発売)
4.28
  • (8)
  • (7)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 154
感想 : 9
5

「一六世紀文化革命 1」山本義隆著、みすず書房、2007.04.16
420p ¥3,360 C1040 (2021.11.30読了)(2007.06.16購入)

【目次】
序章 全体の展望
第一章 芸術家にはじまる
第二章 外科医の台頭と外科学の発展
第三章 解剖学・植物学の図像表現
第四章 鉱山業・冶金術・試金法
第五章 商業数学と一六世紀数学革命


☆関連図書(既読)
「磁力と重力の発見1 古代・中世」山本義隆著、みすず書房、2003.05.22
「磁力と重力の発見2 ルネサンス」山本義隆著、みすず書房、2003.05.22
「磁力と重力の発見3 近代の始まり」山本義隆著、みすず書房、2003.05.22
「福島の原発事故をめぐって」山本義隆著、みすず書房、2011.08.25
(「BOOK」データベースより)amazon
大学アカデミズムや人文主義者を中心としたルネサンス像に抗し、16世紀ヨーロッパの知の地殻変動を綿密に追う。『磁力と重力の発見』から4年、画期的書き下し。
(アマゾンより)
『磁力と重力の発見』から四年、待望の山本義隆・書き下ろし作品が出来上がった。大佛次郎賞受賞ほか絶賛を博した前作につづき、本書の主題は活版印刷の草創期、一六世紀ヨーロッパの科学と技術と芸術。大学アカデミズムや人文主義者を中心としたルネサンス観に対し、商人や技術者の実践に焦点をあてる。文書偏重から経験の重視へ、ラテン語から俗語による出版へ、教会による支配を中心に厳然たる差別構造があった時代に、いったい何が起こり、どのような結果を次の世紀にもたらしたか。綿密な文献を読み込み新たなルネサンス像を提示した本書は、われらの時代への批判でもある。全2巻同時刊行。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 西洋史
感想投稿日 : 2021年11月23日
読了日 : 2021年11月30日
本棚登録日 : 2021年11月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする