自分で動ける 部下の育て方 期待マネジメント入門 (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014年4月17日発売)
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感想 : 15
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自分の部下に正しい期待をかけることができているだろうか?
どのように期待をすることによって、部下が最大限にその力を伸ばし、成長していけるのか、について書かれたノウハウの本です。

VSS(ヴィジョン・ストーリー・シナリオ)メソッド
v:部下とすり合わせて、ゴールを設定する。
S:ぶつかるであろう困難とその解決を含めたゴールするストーリーを作る。
S:ゴールするための演出(声掛け・支援)を考えておく。

簡単に言うと、こんな形ですが、このストーリーを作るためには、その人らしさを見つけることが必要。その人らしさというものは、数学が得意!とか、そういうことではなく、なぜ数学が得意なのか・・・その奥にあるその人の個性のことである。この個性をストーリーに組み込むことで、自分らしくできたと満足できると言います。

この方法によって、早稲田大学ラグビー部を全国制覇に導いた実例がいくつか載せてあります。

この著者の方が語るメソッドを実現するには、部下のことをよく見ること。よく想像・想定することなどが必要になります。

それが難しいんですけれども、何度も読み返して、自分もそのノウハウを身につけたいな、と思える本でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: はうとぅー
感想投稿日 : 2015年5月17日
読了日 : 2015年5月16日
本棚登録日 : 2015年5月17日

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