いかにも西野さんらしいお話w
こんな風に「本人の意志とはうらはらにビッチな受」は大好物なんだけど
次から次へと出てくる「実は……」受の設定が、いかにもとってつけたようで
「え?え?どういうこと?」イマイチ理解できなかったのが残念。
大人しく再読してきます……
道郎がそういう役割なのだとしたら、メリハリつけるためにも
前半を抑え目にすべきだったんじゃないかなーと個人的には思いますが。
そういう関係になっても、まったく変化がないんだもんw
ただ受身で、流されるだけの白兎が道郎を黒兎にとられまいとするところとか、
道郎と心から結ばれたけど、
それってもしかしてバッドエンドだったりするのかなと思わせるラストはよかったと思う。
結局は黒兎は白兎の中にある欲望のある姿で、
人間の二面性を表してるのかな、なんて読み終えて思った。
同時収録の「兎に捕まった男」はあの人物視点による裏話。
ネタばらししなくてもよかったのにー。
でも少しはいい思いができたのかな。3Pが読みたかったー(こら)。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
自腹本(文庫)
- 感想投稿日 : 2012年10月13日
- 読了日 : 2012年10月13日
- 本棚登録日 : 2012年10月13日
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