「母業23年つれづれ日記」とある。
大平さん、30歳で母になりフリーランスの共働き。
P112
〈子供が幾つになろうと、子育てはジェットコースターのように上がったり下がったり忙しいものだということだけ、最近わかったところである〉
いつまでもグラグラと不安定なのは親も子も同じだと思う。
子育てに正解なんて無いのだから。
(と感じるのは私だけだろうか)
P199
「運動会で、まさかの失敗」
息子さんの中学校での出来事。
運動会が延期になったことを知らないで送り出してしまう。
怒り心頭、帰宅した息子さんの独り言は
〈ばばあ、ゆるさん〉だった。
でも大平さんは強気。
読んでいて、これは少々強引な親離れ子離れだと感じたが
独立した息子さんの成長ぶりを拝見すると
何とも微笑ましいエピソードとして伝わってくる。
手元に置き、何度も読み返したくなる一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2022年5月2日
- 読了日 : 2022年5月2日
- 本棚登録日 : 2022年5月2日
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