銭湯という生活感ある景色が舞台でありながら、冒頭から漂う、どこか不穏な雰囲気。それは主人公の過去と直近の事件からくるものであり、それらが通低音のように作品の根底を流れ続けている。読み進むにつれ、主人公への救いを求める自分がいたが、納得感のある結末だった。
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- 感想投稿日 : 2024年2月12日
- 読了日 : 2024年1月20日
- 本棚登録日 : 2024年1月20日
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