興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社 (2016年5月11日発売)
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感想 : 24
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西洋史関連の本を読んでいると、必ず出てくるオスマン帝国。

知っているようで、あまり知らないので、読んだ。

とてもわかりやすく、オスマン帝国の興亡について書かれていた。

長きにわたる支配、広大な支配。

なぜそれができたのか?について、少しは頭に入ったかな。

多様な民族・文化・宗教を包摂しながら、その平和を保っていた。

中でも、”異教徒に寛容だった”という点は、改めての認識。

読んでいて思ったのは、バルカン半島や今のアフガニスタン(とその周辺地域)。

昔から紛争が絶えない地域だなぁと。

民族・文化・宗教が複雑に混じりあっているためなのか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月17日
読了日 : 2021年10月15日
本棚登録日 : 2021年10月17日

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