最初にタイトルを見たときに、ヒトラーに子供がいたっけと思ってしまったが、そうではなくてナチス体制下でナチスの一員として働いた女性のことを指していた。ユダヤ人の迫害、虐殺に関与した女性のことを調べて書いているのだが、女性は大勢で組織的に虐殺にかかわった人たちはあまり多くなく、割と個人的な立場からかかわった人が多かった。だから調べて書かれている内容も、個人個人のことが書かれていた。なかなか資料も少ないだろうに、綿密に調べて描かれていたが、あまり読みやすいものでも読んで楽しいものでもなかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2017年11月23日
- 読了日 : 2017年11月9日
- 本棚登録日 : 2017年11月23日
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