過去100年にわたる経営戦略全体を俯瞰すると、以下のように推移してきた。
①「経営」の定義:テイラー(科学的管理)、メイヨー(ホーソン実験)、フェイヨル(経営管理プロセス)、バーナード(外部環境への適応手段)、ドラッガー(マネジメント)
②ポジショニング派(有望な市場を探せ):アンゾフ(アンゾフマトリクス、市場浸透・市場開拓・製品開発・多角化)、チャンドラー(組織は戦略に従う)、アンドルーズ(SWOT)、ヘンダーソン(PPM、スター・問題児・金のなる木・負け犬)、ポーター(ファイブフォース)&(戦略3類型、コストリーダーシップ・差別化・集中)
③ケイパビリティ派(企業の強みを活かせ):ピーターズ(エクセレントカンパニー)、ハメル(コアコンピタンス経営)、ハマー(リエンジニアリング革命)、ストーク(タイムベース競争戦略)、野中郁次郎(知識創造の経営)、センゲ(学習する組織)、バーニー(RBV)
④一緒にやれば派(状況に合わせた組み合わせ):ミンツバーグ(経営戦略は芸術&創発的)、キム&モボルニュ(ブルーオーシャン戦略)、アンゾフ(戦略経営論)
⑤イノベーション派:シュンペーター(イノベーションの原動力は企業家)、ドラッガー(イノベーションと企業家精神)、クリステンセン(イノベーションのジレンマ)
そして現在、やってみなくちゃ分からない「試行錯誤型」経営が最後の答えであり、具体的な経営戦略は「リーンスタートアップ」、「アダプティブ戦略」の2つである。
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- 感想投稿日 : 2015年4月21日
- 読了日 : 2015年4月21日
- 本棚登録日 : 2015年4月21日
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