維新の会や都民ファーストの会などよりもはるかに昔、地方政治から中央政治を変えるなどという動きが現実味を帯びた時代の物語。往時の興奮と挫折から学ぶことは多い。
有名な美濃部都知事の「住民が一人でも反対するならば橋は建設しない」という言葉は、差し替え前の言葉が誤って広まってしまったこと。当時でも誤って受け取られてしまったのだから、数十年の年月を経た我々が知る言葉のどこまでが確かなものなのか。
(政治的な話も感じるところがありましたが、立場によって受け取り方が違うでしょうからその点の感想は割愛します。)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年5月13日
- 読了日 : 2020年5月10日
- 本棚登録日 : 2020年5月10日
みんなの感想をみる