いわゆる「新しい歴史教科書」側からの告発本。
戦前の富国強兵とか国家神道とか、戦後のGHQとかコミンテルンとか共産党とか日教組とかとか逆コースとか、歴史教科書は実に色々なところから影響を受けてきた。イデオロギーに関わる歴史教科書は絶対的に正しいものがない以上、こんな話は仕方のないことではある。ただ、そんな制約の中で子どもたちのために最良の教科書を選ぶのが大人の役割であるというのは間違いない。
この話を教育委員会の中でしても響かないこと。それこそが問題の本質だろう。
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カテゴリ:
教科書
- 感想投稿日 : 2013年12月1日
- 読了日 : 2013年12月1日
- 本棚登録日 : 2013年12月1日
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