冷たい瞳が燃えるとき (扶桑社ロマンス シ 27-2 〈サイ=チェンジング〉シリーズ)

  • 扶桑社 (2010年3月2日発売)
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本棚登録 : 67
感想 : 8
4

サイチェンジリングシリーズ2冊目。
ジャガーとサイのカップルの話だから、
一冊目との違いをどう出すかが読む前に気になった。
読み終わってみて、
自分の中で比重がストーリー展開に傾いて、
主人公たちのことは二の次になっていたとか…。(・_・;)

ヒロインのフェイスが巨万の富を生む貴重なサイであることが最後は切り札になって、
追われることは防げたけど、
なんせFサイだからキスしたら失神とか接触が全くダメな子で、
主人公たちの恋愛感情の芽生えや思いの移ろいより、
触れ合いをいかに慣れて耐えれるかという、
神経を尖らせて一挙一動に不安がついてまわるほうに読み手としてひっぱられて集中した気がする。
んー、しっかりホット場面もあったが、
あまり気持ちが入れず、ハッピーエンドだけど、
なんとなく1作目ほどの胸キュン感がないかも。
主人公にはもちろん好感持てたけど、
個人的にはルーカスとサッシャの話の方がすきかな。
あとフェイスのお父さんのことも興味深い。
今後の展開が気になる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年11月28日
読了日 : 2015年11月24日
本棚登録日 : 2015年11月28日

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