この本は2008年に書かれたものです。2013年に完全版としてリニューアルされましたが、活用例の追加、文章が読みやすく書き直された程度とのことで、大きく内容は変わりません。
2008年、スマホが出始めた頃でしょうか。
片手にスマホ、常にネットに繋がっているこの2020年現在、Evernote、notionなど素晴らしいサービスで溢れています。
暗記を目的にするなら、手で鉛筆を持って紙に書く方が五感を使うので多少記憶に残るかもしれませんが、活用することを目的とするなら、ノートアプリの方が検索が楽なので良いのではないかと思います。
メインであるノートにまとめる事についてはとても参考になりました。
本を読んでいると、何かしら思う文章が出てくるのですが、読み終わってしばらく経つとすこーんと忘れている事があります。また、記憶に残っていたとしても、へぇ、と思っただけで言語化されておらず活用しにくいです。
本書で紹介されている「ねぎま式」という方法は、本文を書き、隣に自分の感想を書くので、忘れたとしてもノート一つで言語化した自分の考えを振り返ることができます。
知識を自分のものにするために本を読まれているのなら、試してみても良いかもしれません。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年10月29日
- 読了日 : 2020年10月29日
- 本棚登録日 : 2020年10月25日
みんなの感想をみる