これはこれは。
表紙と性描写にひるんではいけない、と誰かが言っていましたが、ひるまず読み進む価値あり。
普通に(或は普通以下に)見える生活の、誰もに潜むさびしさと虚しさと苦しさとせつなさの果て。解決やはっきりした希望はなくても。
だけど生きてるって、えてして整合性のないものだったりするので。
「ふがいない僕は」読んだ時に、本作を連想しました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
苦い水
- 感想投稿日 : 2011年8月6日
- 読了日 : 2011年8月6日
- 本棚登録日 : 2011年8月6日
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