心理パラドクス: 錯覚から論理を学ぶ101問

著者 :
  • 二見書房 (2004年10月1日発売)
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感想 : 19
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なかなか面白そうなので思わず衝動買い(笑)
その好奇から、サクサクっと読めると踏んでいたのですが…中盤から終盤にかけて、???の連続で。。
僕の理解力と想像力は乏しいものだと痛感しました(笑)
ほほー!!と思った問題1問を

哲学者マックス・ブラックの学生が、海外で研究発表をすることになったのだが、飛行機に乗るのをこわがった。
テロリストが爆弾を持ち込むかもしれないというのだ。
そこでブラックは彼女にこう言った。
『誰かが爆弾を持ち込むというのは、ありえなくはない。
しかしどうだね、たまたま2人の人間がそれぞれ別個に爆弾を持ち込む確率はほぼゼロではないだろうか』
『ええ、まあ、2人重なることはほとんどありえないと思います。だけど1人でも爆弾を持ち込めば危険なわけで……』
『だったら、きみ自身が爆弾を持ち込んだらどうだ。2人重なることはまずないのだから、きみの他に1人爆弾を持ち込む確率はほぼゼロになるだろう。それで安心だ』
ブラックはもちろんジョークとして言っているのだが、ブラックのこの理屈は本当は正しいのだろうか、それとも間違っているのだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年9月7日
読了日 : 2009年9月3日
本棚登録日 : 2011年9月7日

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