うひょ~~~、これはまた何と言ったらいいか、インパクトという点では今年最大かも。夫が買ってきたのを「何それ?」とのぞいたら、なんだこの表紙の生き物は! ブ、ブキミすぎる。もう初っぱなから目が釘付け。「げげっ、うわぁ、どひゃーっ」大騒ぎしながら、最後までしっかり見てしまった。衝撃だ。
しかしまあ、なんでまたミクロン単位の大きさ(というか小ささ)の生き物にこんな凝った造型が必要なのか。なまじ普通サイズの(人間基準で、だけど)動物にちょっと似てたりするのが、とてもいやあな感じだ。顔みたいに見えたり、手みたいなのがあったり、でもこれ決定的に顔でも手でもないよね。うぬぬ…。
気持ちを落ち着けてから注記を見ると、走査型電子顕微鏡のデータはモノクロで、これらのミクロ生物の写真は擬似的に着色されているそうな。ケジラミの写真に「毛上のクリフハンガー」とキャプションがついていたりして、「学術書ではない点も」「ご留意いただきたい」とある通り、ま、ウケ狙いの本なんだけど、しっかりしてやられました。
一番怖かったのはシンカイウロコムシってやつ。ギーガーのエイリアンを地で行ってる。降参。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
図鑑・画集
- 感想投稿日 : 2015年12月1日
- 読了日 : 2015年12月1日
- 本棚登録日 : 2015年12月1日
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