やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (9) (ガガガ文庫 わ 3-14)

著者 :
  • 小学館 (2014年4月18日発売)
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本棚登録 : 1140
感想 : 49
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<b>「比企谷八幡の消失」的内容。TDLはファンサービス</b>

本シリーズで、初めて八幡はトップカーストのコミュニケーション手法に理解を示す。
無駄も多いが、言葉を尽くして、相互理解・調整をしていく手法。
当然、ぼっちでは、ひとりでは、できない方法である。

奉仕部の和解は、珍しく青春、青春した内容。
スプラッシュマウンテンでのゆきのんの一言は若干嫌な予感。

玉縄らの手法は、誇張されているが、良く見られるよね。
でも、雪ノ下のセリフのような反対意見も実社会ならもっと早く出るでしょうね。
しかし、学園ものでこんなに仕事チックな活動を連発しているラノベも珍しい。

さて、登場する女子たち全てのフラグを強固に成長させている八幡。
もはや、あんまり腹も立たなくなった。

アニメ2期が決まったそうだが、長引かせずに、八幡たちが本物を手にすることができるか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年10月29日
読了日 : 2014年4月25日
本棚登録日 : 2018年10月29日

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