「門より入る者は是れ家珍にあらず」
外から入ってきたものは宝ではない、自分の中から啓発されて、でてきたものこそが宝なんだよ。というもの。
それは、たとえるなら知識と会得の違い。
知識で分かったとしても、会得したことにはならない。(p178)
人は、生きているうちに死に切る必要がある。
何か物事にぶつかったとき、徹底的に自分をなしにしてしまうこと。肉体としての命を絶つという意味ではない。精神的に、我も欲も殺して、自分自身という存在を消してしまう。いったい私は何者なのか、夢か、幻か。そこまで自分自身を追い込む。
そうすると、いつの間にか目の前がぱっと開ける瞬間が訪れる。(p201)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
姶良図書館
- 感想投稿日 : 2012年6月24日
- 読了日 : 2012年6月24日
- 本棚登録日 : 2012年6月24日
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