ケアのたましい 夫として、医師としての人間性の涵養

  • 福村出版 (2021年8月10日発売)
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精神科医であり、医療人類学者である著者のケアについての論考というより、著者の自伝であり、著者が妻をケアし続けたことで、ケアの本質を考察した著である。著者の妻の病気はアルツハイマーの中でもまれなタイプで、症状の経緯は勉強にもなったが、その中でケアする著者の心の動きには共感した。「ケアをすることによって、ケアをされることの必要性を認識する」「ケアのたましいをたましいのケアに変容させる」という分に本書が濃縮されている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: メンタル
感想投稿日 : 2023年11月22日
読了日 : 2023年11月22日
本棚登録日 : 2023年11月22日

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