シリーズの番外編的な位置にある作品ですが、このお話が一番好きです。
すべての援助の手を断り、ただ一人で立ち向かっていこうとするブリジッドの行動は、彼女を愛する人たちから見ればわがままなのかもしれない。
けれど、この問題に関しては彼女一人で立ち向かわない限り、彼女は自分を決して許すことはないだろう。
そして、ブリジッドはそれをやり遂げ、自身の手で自身を取り戻す。そのとき彼女の腕の針の痕は彼女の勲章になる。
現在はアティカスと微妙な関係にあるブリジッドであるが、本シリーズへの復帰が待ち遠しい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2009年1月9日
- 読了日 : 2009年1月9日
- 本棚登録日 : 2009年1月9日
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