ブログにも書きました:
http://zuruzuru-ikiru.blogspot.com/2011/11/blog-post.html
クライシス部分はやや冗長。阿鼻叫喚の地獄絵図をもっと克明に筆圧込めて書けば楽しかったはず。
ポリティカルフィクションの部分は途中までは良くできているけど、むりやり総理大臣の演説で良い方向に丸め込むラストはいかがなモノか。
とはいえ、東日本大震災以降の日本をバックグラウンドにして読むと、民主党政権の成立、原発の大量建設の危険性、土建屋国家の危うさなどをきちんと指摘しているところが身にしみる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年10月28日
- 読了日 : 2011年10月28日
- 本棚登録日 : 2011年10月20日
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