エスシリーズ完結巻です。
このシリーズで特筆すべきは、攻の宗近の尋常ならざる格好よさに尽きる。
BLの基本的なお約束通り、受の椎葉視点で物語は進行し、読者も通常
女役である受に感情移入ってするものなんですが、私はなぜかいつも
攻の方に感情移入しちゃいますし、攻視点が好きなんですが、
今回も例に漏れず、攻の宗近にがんがん持ってかれました。
このヤクザ、格好よすぎ…。
ヘタレで気弱な攻が大好物な私でも、この恐ろしく格好いいヤクザに
惚れずにはいられませんでした。こいつもう、冗談抜きでいい男だ。
非の打ち所がないように見えて、実は誰よりも優しくて、情に厚い。
最後まで、なんとなくこの人成長してないなー…という感じの椎葉
ですが、こういう脆い人も嫌いじゃないです、人間ぽくて。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
英田サキ
- 感想投稿日 : 2012年3月12日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年3月12日
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