「ご愁傷さま二ノ宮くん」シリーズの第4巻です。この巻での見所は、ようやっと漕ぎ着けた麗華お嬢様の初デートでしょう。
あらすじですが、前巻で真由に宣戦布告を宣言した麗華は、真由の必死な積極策の前に相変わらず前に踏み出せずにいます。窮地に追い込まれた麗華は、北条コンチェルン傘下の赤字体質の遊園地の視察の随行員に峻護を誘い、初デートへと出掛けるのでした。「保阪光流」のちょっかいもあり、いろいろな騒動に巻き込まれます。
この巻で好きな場面は、麗華が峻護の記憶違い(混同?)に落胆しつつも、前向きに一から関係を築こうと決心する場面です。
しかしこのまま話が推移すると、小説版の「天地無用」みたいな一夫多妻制みたいな、安易なオチにならないか心配です。(長谷川菜穂子版)
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2006年11月17日
- 本棚登録日 : 2006年11月17日
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