『臨済録』を読む (講談社現代新書)

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  • 講談社 (2015年10月16日発売)
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感想 : 8
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 “禅”について少しでも見識を深めたいと思い、だいぶ前に岩波文庫の「臨済録 (入矢義高)」を読んだことがあるのですが、ほとんど理解できませんでした。
 ということもあって本書を手に取ってみました。結果は・・・、見事に“返り討ち” にあった気分です。やはり駄目でした。
 宗教という捉え方ではなく「仏教哲学」として理解しようとすると、やはり「心」ではなく「頭」で受け取ってしまいます。そうすると、如実に、基礎知識や思考能力の欠如が顕かになってしまいますね。臨済師(有馬師)が言わんとすることが、全く頭の中で「論理的」に整理できないのです。かといって、教えの“本質”をザクっと捉えられるかというと、それこそキャパシティオーバーで・・・、というか、どこから近づけばいいのかすら「???」という情けない様なのです。 また、少し間をおいてチャレンジしてみましょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年1月22日
読了日 : 2020年1月22日
本棚登録日 : 2020年1月22日

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