カブラの過去編と、ミドリの眷属の小話と、ナズナの過去を巡っていくお話。
今更ですが、コウとナズナの対等感を改めて感じた巻でもありました。
最初はコウがナズナに振り回されている感じでしたが、ここまできたかと感慨がありますね。
◆カブラの過去
滅茶苦茶個人的な話になりますが。
カブラが飲み会で言われていた言葉、グサッときました。
彼女ほどじゃないけど、友人と会うとき気を遣わせて介護みたくなっているなと、前から思っていたので。
カブラの人間味が凄く出てきて、好きな感じなんですが、同時にもう物語上の役割を終えて退場してしまうんじゃないかと、ヒヤヒヤしています。
「吸血鬼の他の殺し方」を見せるには、ひとり退場しないといけないんですよね。ひええ。
◆アンコの正体
現状出ている情報では、考察どころか妄想レベルでしか推測できませんが、カブラがアンコの苗字に何か引っかかっているので、ハルの夫の関連者とかかなぁ?
最初はアンコ自身が吸血鬼かなと思っていたけど、吸血鬼は同族の雰囲気を感じ取れるようなので、アンコは一応人間なんでしょうね。
とりあえず現時点での予想ということで。
◆2世物
なるほどなぁ~~~。
と唸りました。
ヒロイン側にこういうバックボーンがくるかぁ。
面白いですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ラブコメ
- 感想投稿日 : 2023年1月4日
- 読了日 : 2023年1月4日
- 本棚登録日 : 2023年1月4日
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