2020.12.8
とにかく美しいオオカミの写真がたくさん。
オオカミだけじゃなく、イヌ、ジャッカル、コヨーテ、リカオン、キツネ、タヌキなんかも載ってる。
本当に美しい写真ばかりで、パラパラめくってるだけでもかなり満足できる一冊。
クマと友だちになったオオカミの写真と、
エチオピアオオカミのお姉ちゃんが年下の兄弟にキスをして、キスされた子がなんとも不満そうな顔をしてる写真がたまらなく好き。
彼らの生態を知れば知るほど、人間のせいで絶滅に瀕している、また、絶滅してしまった種族がいることが悲しくてたまらない。
エチオピアオオカミとリカオンの社会性にはとても驚いた。
特にリカオン。狩りに行くか否かをくしゃみで賛否を取るって笑
狩りに行ったチームは、狩りに行かなかったメスにもしっかり獲物を分け与えるそうで。
ドールという種族は産後2ヶ月ほど狩りに行けない母親の面倒も見るらしい。すごい。
それと、彼らオオカミ族には子育て要員のヘルパーさんがいるってことも初めて知った。
周りの大人たちも一緒になって子どもを育てるって素晴らしい。
人間社会も見習うべきだ……
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
画集
- 感想投稿日 : 2020年12月8日
- 読了日 : 2020年12月8日
- 本棚登録日 : 2020年2月6日
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