奇抜なアイデアを楽しむ小品のつもりで読んでいた作品が、どんどんと化けて、元から内包していたとしても、多様性の受け入れというような現代的なテーマを取り扱って、世界を巻き込むような大きな物語に発展していった。その過程を見られたのがうれしい作品だったかもしれない。アニメ化もされて、もっともっと大きな作品になるのかもしれない、そんな気配もある。スケールを増していく物語に乗り遅れてしまうところもあったのだが、最後はこの作品を読んでいてよかった、と思わせてくれたと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2024年1月26日
- 読了日 : 2024年1月7日
- 本棚登録日 : 2024年1月26日
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