「最高の調味料は空腹である」
幼年期・少年期の思い出は「セピア色」といわれるが、匂いや味もまた思い出の一つとなる。
美食とはいかないまでも、正月のお餅の焦げる香りや駄菓子屋の甘いおやつには、既に失われた人たちや遠い過去の風景を呼び起こすちからがある。
そしてこの本。
ワインとパスタとニューシネマパラダイスの国
(シチリアだったっけ)。
親しい人たちと笑いながら食べる幸せ。
物語の料理はどれも食べたことが無いはずなのに、なぜこんなに美味しそうに私を刺激するのか……。
さぁ、今日、誰と何食べる?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外小説
- 感想投稿日 : 2024年1月11日
- 読了日 : 2024年1月15日
- 本棚登録日 : 2023年12月26日
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