(若干ネタバレ気味なので嫌な人は読まないで)
夜中に眠気を押し込めながら勢いで読んだので、再読したいのは置いといて。
私は面白かったと思います。ラスト、批判が多いみたいですけど。
常軌を逸した凶悪殺人犯・森田の恐ろしいまでに冷静な
殺人への衝動、狂気が描かれてきたわけですが、
あのラスト近く、自分の狂気を自覚した瞬間に泣き崩れる回想シーン。
あそこにとてつもなく森田の人間らしさを感じました。
森田も単なる殺人マシーンなのではなく、
自分の狂気に怯え、苦しむ、人間だったのだな、と。
古谷実はやっぱり天才。というのは、迷いなく言えるなー。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2010年10月11日
- 読了日 : 2010年10月11日
- 本棚登録日 : 2010年10月11日
みんなの感想をみる