龍淵　灯さんの感想・レビュー

ファンタジー映画を書きたい!―夢と冒険のストーリー術

著者 : セイブル・ジャック 廣木明子

• フィルムアート社 (2005年10月1日発売)

ファンタジー映画の脚本についての着意すべき事項を記した本。

世界を創造するためのアイデアの出し方、ヒロインや相棒の取り扱い方、魔法を出すときの注意、設定のためのリサーチの仕方など実際的な手法が多岐にわたって網羅されている。

「フィールド・オブ・ドリームス」もファンタジーに入っていたが、それなら「鉄道員」もファンタジーになるんだと思う。こういうのはドラマティック・ファンタジーと言うようだ。

ここまでやり方を御膳立てされたら、書く書かないは本人の問題でしかないと思えるほど親切。

感想投稿日 : 2013年2月27日

本棚登録日 : 2013年2月24日