突撃彗少女マリア (ガガガ文庫 よ 1-1)

著者 :
  • 小学館 (2008年4月19日発売)
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本棚登録 : 25
感想 : 2
3

「あんた、お姉ちゃんに言ったわよね。私との交際を認めて欲しいって。あれ、本気?」
「本気も本気。男に二言なし」
「そ、それならね……し、将来、私と結婚しなさいっ!」

一巻で、いきなりメガトン級のLOVE寄せキトゥアアァァアァアアアアアアッ!!

あちこちのレーベルでこっそり書いている吉田さんがガガガに登場です。

舞台は海獣(シーサーペント)と呼ばれる怪物が現れる日本。唯一対抗出来るのは彗を駆って空を飛ぶ女性達。飛行の条件は唯一つ。「処女」であること。という粗筋を見て、うわぁ頭悪そう!!と思って、購入しました。タイトルに惹かれたというのも、ちょっとある。帯を外したら、主人公の摩里愛がスパッツを穿いていて、ぐんにょりしたのは秘密だ。まぁ、ピンナップでは、ぱんつだったんだが。

読んでみたら、ところがどっこい、ごく普通のノリでした。詰まらないって意味ではなく、頭が悪くないという意味で。むしろ設定のセンスは好きな方向性だった。
でも海獣ってのは基本的に巨大な海棲生物なので、タコとかだと触手プレイなわけですよ。プロローグの挿絵とか絶対狙ってやってると思うんだ。これが十八禁なら、海獣に犯されて飛行不能とかになるに違いない<最低発言

ところで、摩里愛の在籍している学校の学祭では、軽音楽部が全員スク水で演奏するそうです。是非挿絵付きでkwsk

つーわけで、『突撃彗少女マリア』でした。ガガガってことで、ハードルを下げていたってこともあるんだろうけど、なかなか面白かったです。伏線も張ってあることだし、二巻は出してほしいところ。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ガガガ文庫
感想投稿日 : 2008年5月13日
本棚登録日 : 2008年5月13日

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