二児の親として、読んでいて暗澹とした気分になった。もちろん児童相談所の中には使命感をもって仕事されている方も多いのだろうが、本書にもあったように、一地方公務員という立場や仕組みに限界がある。児童虐待は明らかな犯罪なのだから、対応する人は警察と同じ権限を持ち、児童心理学にも精通した専門職として名誉と重責に相応しい処遇を与えるべきだ。人の良心に依存したシステムはいつか破綻する。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会時事
- 感想投稿日 : 2015年8月3日
- 読了日 : 2015年8月1日
- 本棚登録日 : 2015年8月1日
みんなの感想をみる