バリーは母親の再婚によってできた義兄に、ずっと恋をしていた。
5年前のある事がきっかけで、距離をおいていたが、その義兄ドーソンに「婚約者のふり」を頼まれた。
うーん。これはすごいヒーローを描いたなぁ。
わたしの好きになれないワーストヒーロートップ5に入る。
ヒロインのバリーがされた5年前の出来事には、あまりにひどくて、可哀想過ぎて涙が出た。
30の男の態度じゃないと思う。
色んな作品を書くと、色んなタイプのヒーローを書くわけで、ネタがつきたんだろうか。
コレを出さなきゃなからなかったなんて。あるいはよっぽど疲れてたか?
病的だと思うけどね。35年生きてて、ヒロインとのセックスの二回でしかイッたことがないなんて。
あんなことがあったバリーに対して、あんな言い方しかできないなんて、問題あり…というか、ツンデレ?ツンデレなの?
35歳なのに、子供のよう。というか厨二?
酔っ払って「死んだほうがマシだ!」と叫びながら車で飛び出していき、案の定事故る。
もう「ぇ~~~…」しか出てこなかった。ドン引いたわ。
看病中に身体を拭くのを頼んで、ドーソンに触れられないバリーに対して「そんなつもりはない」と言ってるのに、わずか数行後に下半身に触れるように頼む。
あまりの早変わりに読み直したね(笑)
バリーがどうして自分をここまでひどい扱いをしているドーソンを好きになったのか、書いてないしちっとも判らない。顔なの?
ドーソン狙いの未亡人も、二人の仲を疑って、絶対にドーソンを手に入れてやるって決意で居るのに、その直後に実は良い人キャラに早変わりしててビックリ。
確かに酔っ払って電話してきた時とか、可愛いけども。そこら辺からドーソンはワースト5からワースト10入りした感じ。
ちゃんと最後はハッピーエンドではあるけれど、ひどすぎるので☆は2。
- 感想投稿日 : 2016年9月25日
- 読了日 : 2016年9月25日
- 本棚登録日 : 2016年9月25日
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