ファントム・ペイン: 天命探偵 真田省吾3 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2012年6月27日発売)
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感想 : 66
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天命探偵シリーズの3作目。

ドジをふむ、バイクは壊す、一直線にツッコむ、真田の無鉄砲さは相変わらず。

一応、主人公は真田だが、探偵モノで、こんなめちゃくちゃな主人公はあまり見かけない。

ただ、今回は真田の十八番を奪う形で、公香が突っ走る。

凶悪で頭脳明晰な犯罪者、そして、かつて真田の両親を殺した男、「亡霊」が脱獄する。

それは、自分をとらえた者、裏切った者への復讐のためだった。

今回も志乃は、大切な人の窮地を夢で見る。

さらに山縣と公香のヘビイな過去が明らかになる。

シリーズが進むごとに、志乃は強く、たくましくなっていく。

立派にチームのメンバーになっている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ハードボイルド
感想投稿日 : 2018年4月11日
読了日 : -
本棚登録日 : 2018年4月11日

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